どこから彼氏?どこから彼女?


もういくつ寝るとバレンタインデーということで、女性は本命の男子に対して昨年度の最優秀ショコラティエ サロンド・デュ・パリを用意してるかと思います
 
 
そのチョコのお返しにホワイトデーに男は何を渡すべきなのか?
  
 
「ホワイトデー何が欲しい?」という女性向けアンケートを見てみると、アクセサリー・洋服・バッグらしいです、、、
 
   
まあ、男がホワイトデーに何を渡すべきかは、いまだに謎ですがそれよりも私が最近、謎に思ってることは何かというと「どこからが彼氏・彼女なのか?」という事についてなのです
 
 
国立社会保障の調査によると「現在・交際している相手はいない」と答えた独身男性は61.4%でした。つまり男性10人中、6人以上が彼女がいない

 
ここで見落としてはいけないことは、前回調査よりも9.2ポイントも増えていること。つまり年々増えてるのです
 
 
しかし女子へのアンケートでは、彼氏がいない人は49%だったりします
   
 
え???
61%と49%
 
この12%の開きはどこから来るのか?
  
 
可能性としては、女性が外国人や既婚者と付き合ってるか、女性は彼氏だと思ってても男性は女友達だと思ってるかのいずれかしかないのですが
 
  
もし後者だとすれば、「ここからが彼氏、ここからが彼女」という境界線が男女で違うのかもしれません
 
 
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そもそも、男と女が“付き合う”というのはどのことを指すのか?
 
 
学校の先生が私たちに明確に教えてはくれなかったので、いまだに人それぞれ違います
  

一緒にホテル最上階のバーでささやきながらチャイナブルーを飲むことを付き合うと指すのか、「夜景がキレイな部屋を取ってるから」とカード式のキーでドアを空け、電気もつけないままキスをして、そのままベッドインすることを付き合うと指すのか 、「好き」「大好き」程度ではなく、「愛してる」という言葉を言い合う男女の仲のことを付き合うと指しているのか 人によって違ったりします
 
 
「あたらしさん!私は相手の親に紹介された時に、付き合ってると感じます!」
 
 
なるほど 
 
  
私はいまだに境界線がどこかよくわかっていませんし、そもそも付き合うという概念が必要あるのか?という答えも出せてません
 
  
なんだか付き合うというのは結婚の前のテスト期間、会社でいうところの正社員を採用する前の試用期間みたいなイメージなのです
  
   
そもそも、動物の世界にはこの「付き合う」という概念はなく「結婚」という概念もありません、惚れ込んだ相手に対し求愛する、そしてファミリーを形成するという単純明快なものです
   
 
出会う→求愛する→一緒に暮らすという3ステップしかないわけです
 

一方で人間はなぜか、出会う→求愛する→付き合う→一緒に暮らす→親に挨拶に行く→結婚する→子どもができるという複雑なステップを踏みます
 
 
それは、どシロウトの私たちがフィギュアスケートを見ていても、何回転ジャンプかよくわからない
 
トリプルルッツトリプルアクセルの違いがさっぱりわからなかったりするくらい、複雑きわまりないものです
  
 
そもそも、付き合う(仮契約)という概念は、どちらかが不安だから発生するものではないでしょうか
 

付き合って正式に彼氏・彼女の間柄になっておかないと、誰かに奪われそうだからという自信のなさからくるものではないでしょうか
  
 
とはいえ、これだけの選択肢が多い社会、出会いが無限にある社会において、フェイスブックで一瞬で同級生や同僚とつながれる社会において、この束縛はまったく効力を発揮せず、一方に魅力がなければ他に行かれてしまうのは当然です
  
 
その時、最も楽しい相手と心地良い相手と、安心できる相手と一緒にいたいというのが私たち人間であり潜在意識に眠る本能なのです
 
 
そして女性の方がこの傾向が強く「スイーツは別腹」という言葉がある通り、本命の男性の他にボーイフレンドを作ります 
 

出産リミットがある以上は「卵を一つのカゴに盛るのはリスク」という言葉と同様に、リスクを分散して複数のボーイフレンドを作るのは全然かまわないことだと思います
   
  
1人の男性にこだわって8年9年付き合って、結局別れてしまったとしても時間は戻ってきません
 
なので、あなたにもし彼女がいたとしても婚約してないのであれば、安心はできないのです
 
     
で、あるのであれば私たち男子ができるのは、「付き合う」という形で女性を束縛をするのではなくて、女性が離れる気が1ミリも起きないような魅力的な男になるだけではないでしょうか
 
 
私は彼氏・彼女という言葉を使うのはもうやめて

ボーイフレンドかガールフレンド

もしくはトゥーリオでいいと思ってるのです
 
 
「君は僕のトゥーリオだ」でいいと思うのです
 
 
  
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そもそも、生まれ持って違う環境で生まれた男女が、全ての面で価値観が合うわけでも、趣味が合うわけでも、カラダの相性が合うわけもないですが
 

それを仲を深めながら確認していき、お互い居心地が良かったら、一緒に暮らして子供をつくればそれで良いと思いますし、その方が年収や外見など条件で選ぶより、長続きするかと思います
   
   
フランスのパックス婚(籍を入れず結婚する制度)は子供の権利もしっかり守られる上に、親戚との余計な血縁関係や離婚調停などのめんどくさいことも存在しないわけです
    
 
日本にもこんな制度があれば、もっと未婚率の解消も少子化対策にもなると思いませんか?
    
  
そもそも、どこからが彼氏・彼女になるのか、LINEでブラウンとコニーがキスしてるスタンプを送ったらなのか、電話を毎日したらなのか、友達や親に直接紹介したらなのか、この辺は男女それぞれ違うのでしっかり話し合っておかないと「え?おれたちって付き合ってたの?」という話になりかねません
 
 
とんだ勘違い
 
 
 
羽田と成田を間違えるくらいの勘違いになってしまうのです
 
 
ここでアンケートですが、あなたの「付き合ってる」とはどこからでしょうか?

そもそも「付き合う」という概念自体は必要だと思いますか?
 
 
 
題名の無い音楽会に匹敵するほど、正解の無いアンケートです

いろんなご意見が集まればと思います
  
 
 
「難しい問題だ!」っと思う方は友達にシェアして聞いてみてください    

取り急ぎご意見が無くても、コメント欄に「トゥーリオ」とだけ書き込んでおいてくださいませ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

(全員無視)
  
 
 
  

 
 
 

追伸

 
 
 
本日も最後までお読みいただきあ
りがとうございました


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